ぽよの備忘録

本の紹介など雑記帳

自分を肯定できる価値観

 私は人前でのスピーチや面接のあと、異常に人に対して評価を求める節がある。よかったかな?やっぱりこうしたらよかったかな?もっとこうしたらよかったよね?自分だめだわ、といった風に、である。こういう気持ちになるのはどういうときかというと、おそらく、なんとなくの下準備で後は本番の機転でどうにかなるだろうろ準備にどこか不十分な点があったことかもしれない。あるいは自分が求めるゴールを見失っているからではないか。全員立ち上がって拍手してくれたらいいのか?ニッコリ見つめてくれたらよかったのか?確かにそうしてくれたら最高にうれしいが、現実問題、何人も連続で話していく中で正直うんざりしてくるし自分のことをアピールするだけだからもう聞きたくないと思われてもしょうがない。

 問題は、無駄に自分を責めて本来の仕事に集中できないことである。終わったことはどうしようもない。その時のベストを尽くしたのだから、戻ったとしても同じ結果に終わるだろう。今、この時にすべきことは問題点を具体的に抽出し、それを解決することである。おそらく一番の原因は、自分の言ったことを最高だと思えていないことではないか。自分のはそんなにで他人が言ったことが優れていると思いがちである。しかし、実際今、冷静になって考えてみると本当にそうだとは思えない。私が一番簡潔に話せていたし、目的意識が誰よりしっかりしている。自分の長所も最大限アピールできた。言いたいことは言えたじゃないか。その中で改善すべき点は自分自身のそういった点を認めてあげて、あとは話し方を磨くことだと思う。ゆっくり、自分が最高のことを言っているのだという自覚をもっと持って心をもって話す。相手がとりたいなと思うことを伝える。わかってもらえたらいいだけなんだ。

 次は、絶対に、自分が最高のことを言っているという自覚をもって話す。そのためには相手の呼吸に合わせて、自分の人生に誇りをもって、これからいかに役に立ち貢献できそうな人物であるかとふるまうのだ。