ぽよの備忘録

本の紹介など雑記帳

面接苦手の深層心理

 私は正直に言うと、面接に苦手意識を持っている。一見はきはきしゃべるし、かなり度胸がある私がなぜ、面接に苦手意識を持っているのだろう。カンファのプレゼンにおいては非常に褒められ、要点を簡潔にまとめて応えることも得意なほうだ。そんな私が実は面接は苦手でなんとなく苦手なイメージがあるのはおそらく次の二点である。①自意識が強い②失敗体験

 ①について、私は自分のことを「成績優秀で向上心もあり、見た目もよくて経歴も優秀でマッチングにおいてはかなり有利な存在」と自負しているのだと思う。そんな自分について、慢心があるのかあるいは「そんなに完璧なわけがない、例えばコミュ障とかあるかも。友達も多くないし」という心理があるのかもしれない。だがしかし、わたしは人一倍努力を重ねて今の姿がある。私なら、一生に一回のマッチングの時くらいの完璧人間が許されてもいいのではないか。そのために今まで頑張ってきたんだよね?大丈夫、私は大したことがない人間だけど、それでもできることはあるし見方もいる。大丈夫。次は今まで経験したことを生かして、良かったことはそのままに、改善すべき点を改善し絶対に良いものにしていく。コミュ障については、初対面ならむしろ得意だし、長年付き合っている友人もいる。余計なことをしゃべるよりはたくさん聞いて私ならこう話そうと学んできた。今こそ、その学んだことを生かしていく時だ。

 ②について、一番は大学入試の経験だと思う。わたしは面接対策はたぶん無理だからという事を口実に、先生とのなあなあな練習のみで本番に臨み、結局考えがないことを指摘されて落とされた経験がある。私は今だったら「どうして医師を目指しているの?
」という質問に、「母から私が生まれたときにお世話になった先生の話を聞き、患者として病院に行き、医師にかかる機会というのは人生において印象に残る、大切な場面だと考えるようになった。患者さんに、診てもらえて良かったと思ってもらえる医師として働き、貢献できるようになりたいと思っている」と答えることができる。

 以上の点から私は苦手意識を持っているが、実際の面接なんて聞かれる質問は5つだよね。それならそんなのあんまり関係ないわ。いかに質問に対して練った解答を話して相手に自分のことを伝えるのか。いかに、相手に伝えるか。伝わればいいんだ。自信をもって、たぶん話さなあかんのは「志望動機」「志望科」「将来」である。私は人一倍の向上心を持って診てもらえて良かったと思ってもらえる医師として働く。ただ。その一点を伝えるだけだ。弓道はそのための向上心を表す手段だし、志望科は私が働く場面のこと、将来は医師になった目的と同じである。言いたいことは以上です。具体的にどう考えたかは一言二言で結構です。

 問題を十分に把握し、解決を計れた。私なら次は満足をする結果を得ることができる。「今の子すごくしっかりしてたね」「優秀だしとりたいわ」と、面接官が思う学生に、私はなる。