ぽよの備忘録

本の紹介など雑記帳

マッチング試験を終えて

終わったことに心がモヤモヤしてしまうのでここに書いてすっきりして気持ちを切り替え次に進もうと思う

 

 

私のマッチング試験振り返り

 自分の経歴に自信があったことや見学に足を運べていたことから、人気な病院を沢山(約10病院)受けた。対策も手を抜かず、人並みにしたと思う。同級生と面接練習をしたり小論文を書いて見せ合ったり、履歴書や面接問答の内容を社会人の友人にも相談し、ある程度考えていた。勉強も六年生春から本腰を入れて取り組み、試験直前の7月末には夏メック全国2桁、学年2位の成績を収めていた。このことから、「私ならいける」と思い、楽観的に試験に臨んだと思う。

 しかし、いくつも試験を受ける度、「もっとできたんじゃないか、倍率が高くて受かる気がしない」と不安になった。決して手を抜いていたわけではないが実際に試験を受けたからこそ思ったポイントを書こうと思う。

 

 面接を受けて思ったこと

自信をもって臨むとは=答えられる内容を言語化し、応える言葉を文字、セリフ化して内容を把握している。伝える内容をしっかり固めている。

私は面接問答集に関して「内容をある程度考えたら、あとはその場で伝えたほうが心をこめて言うことが出来る」といわれ、はじめそのようにしていた。しかし、「志望科は?」という質問に対して思いがいろいろありすぎて緊張する中で何から話そうか、どこまで話すかという事を考えてその場で話すのは難しかった。ある程度聞かれる質問はかぶっているのだから、短い面接の場で何を言うかはセリフ化し、内容を頭に入れた後はそれをどのように話すかに集中したほうが良いと思う。

 

相手に伝わる内容

自分の経験を相手に伝える上で、相手がどこまで知っていて何が納得してもらえる言葉なのかという相手からの視点をよく考えるべき。例えば、私は学生時代に武道系の部活に取り組み、段をとったことが自己PRの一つだけれど、その段がどういうものなのかという説明をしないと頑張ったことが伝わらない。そういう時に具体的な数字があるとわかりやすい。私は部員が約50人ほどととても人数の多い部活で~という導入をよく使った。

 初めの病院で失敗してしまったのは、志望科を伝える時、私にとっての理由が伝わらなかったことだった。きっかけがあったとしてそれを自分はどう考えたから志望するのかという理由をしっかり考えるべきだった。「ーという出来事があり、それを通してーと考え、私はーしたいので志望します」というようにしてからより伝わりやすくなった。

 

・相手の求める内容

病院がどういう人を欲しがっているのかを一番中心に考えるべき。私は自己分析はよくしていて面接では自分を伝えるんだという事をはじめは考えていたが、ダンベルンさんのノートをみてからは「どういう内容を言う人をとりたいか」という視点中心に考えるようにしていた。特に将来のキャリアプランの質問は、病院として知りたいことは「市中病院/大学病院?」「臨床医/研究医?」「残るか残らないか」という点であって、それ以外のことは意志の強さや説得力を増すための内容であって求めている答えの中心ではないと感じた。

 

・誠実な勉強

悔やまれるのは自分の不安を和らげたい一心でわかっていることをなぞる勉強をしてしまっていたこと、試験直前に過去問を見返さなかったこと。たとえ量を多少こなせなかったとしても、自分の記憶回路に負荷をかける勉強、見返すべき教材を本番を意識して見返すことを徹底すべきだ。そのためには自分はそこまで優れているわけではないと自分自身で把握する謙虚さというか落ち着きが必要だったと思う。自信を失わずに現実を見据える精神力が必要だと思った。
マッチング試験を受けて思ったことは過去問と全く同じ問題は少数で。結局は自分の日頃の勉強が身を助けるという事。あとは市中病院だからこそなのか臨床の現場で求められる知識を意識して身に着ける必要を感じた。次、どうする?という対応を求められる問題だったり疫学を聞かれることが多かったと思う。

 

 

手ごたえ、予想

第一志望の面接お礼メールには「上々の出来と思います」とあった。どうなんだろう。何度もメールを見返し意味を考えてしまう。私は第一志望の病院に思いが強すぎてかなりマッチングに気を張っていた。でももう終わったことだし、あとは結果を待つしかない。たぶん第一志望がだめでも第二志望には通っていると思っている。

 目標は、第一志望に受かることより「そこで働くこと」なのだから、余裕をもって受かるために今は国試の勉強をしよう。QB終わらせる。暗記に誠実に向き合う。学長賞を狙う。